• TOP > 受検者の声

    8歳で2級合格! 福岡の伊藤柚貴さんにならぶ全国最年少のお魚大好き少年に聞く
    今年2024年のオンライン受検で見事、全国175位 (664人中 78点) でみごと2級合格を果たした埼玉県川口市の小学3年生、新田誠允 (せいすけ) くんにお話をうかがいました。


    ―おめでとうございます。まず、2級最年少合格のご感想をお聞かせください。

    とにかくうれしいです!!!!

    ―初めての受検でした?

    初めての受検で、3級と2級を併願しました。本当は1級を受けたかったのですが、2級を合格しないと1級は受けられないので3級と2級を受検しました。

    ―魚に興味をもたれたきっかけはなんですか?

    ちょうど一年くらい前に、テレビで「ギョギョッとサカナスター」という番組のCMを見て「観たい!」と言って録画をして、それを観たところから魚に興味をもって、図鑑も買ってもらって・・・・その動きで今の僕になっています。

    ―ととけんを知ったのは?

    たまたま本屋さんで伊藤柚貴さんの「さかな博士のレアうま魚図鑑」を見て、その本で柚貴さんがととけん1級最年少合格したことを知って、受けてみたいと思いました。

    ―食べる、釣る、料理をつくるなどいろいろありますが、魚の何に()かれますか?

    お魚屋さんに行って、好きな魚を買って、観察をして、調理をすることに今一番魅力を感じています。

    大きくて苦戦したイナダ

    観察するときはまず口を開いてみる!



    夏休みに描いた魚の世界

    ―お気に入りのお魚は? どんなところが?

    好きな魚はたくさんいますが、一番好きな魚は「クチバシカジカ」です。
    8センチと小がらなところや、頭と目が大きいところが可愛くて大好きです。

    ―ふだんの誠允くんの「お魚ライフ」は?

    海が遠いので、「買って食べる」がほとんどです。
    最初にさばいたのはイサキで、インターネットでさばき方を検索してさばいたのですが、2回目のトビウオ以降はとりあえずさばいてみるのがほとんどになりました。
    最近さばいたのはマアナゴで、目打ちを使ってさばくのは知っていたんですが、目打ちがないのでお母さんにアナゴの頭をおさえてもらってさばきました。魚の絵を描いたり、折り紙で魚を折ったり、魚をモチーフにしたいろんなものを作って楽しんだりもしています。

    レゴブロックで鯉

    お手製お魚バッグ



    ―日本各地の魚や郷土料理などで、食べてみたい、釣ってみたいものがありますか?

    一番食べてみたいのはシイラです。
    他にもイットウダイやサギフエ、ボラ、サヨリなど食べてみたい・釣ってみたい魚がたくさんいます。

    ―2024年の2級で印象に残った問題はありますか? 楽しめましたか?

    一番難しかったのが、飲食店のメニューだけを見て、どこの飲食店かを答える問題です。
    料理の問題は苦手分野なので、料理の名前だけを出された時点でアウトです。無理です、解けません(笑)。

    2級 Q65
    5月の大型連休に訪ねた旅先の居酒屋で出合った品書です。メニューをヒントにこの地を選びなさい。

    ①高岡[富山県]  ②浜松[静岡県]  ③高松[香川県]  ④佐世保[長崎県]



    2級 Q83
    その街は北前船の寄港地として栄え、西の堺と並び称されました。
    この街のある店の品書をヒントに、この地を選びなさい。

    ①酒田[山形県]  ②浜松[静岡県]  ③輪島[石川県]  ④倉敷[岡山県]



    ―はじめてのととけん挑戦にあたり、どんな勉強をしました? 読めない漢字がありませんでしたか?

    基本はととけん公式ガイドブックを読んで覚えています。
    小さい頃から本を読んだりしていたので読めない漢字はあまりありませんでした。
    他にもいろんな魚の本を読んで知識を深めています。

    ―これからの目標、夢をお聞かせください。

    目標はととけん1級合格です。
    将来の夢は水族館の飼育員です。なので、もっと魚の生態面の勉強もしたいです。

    ―最後に、誠允くんに続く小学生たちへのメッセージがありましたら。

    とにかく自分がのめりこめるものを探してください。どんなものでも自分が夢中になれればいいんです。
    そして夢中になった事で蓄えた知識を大切にしてください。

    はじめての挑戦で、3級2級に併願しW合格

    東京海洋大学のオープンキャンパスにて