趣味の釣りは「全ての魚会いたい!」という気持ちではじめました。
2級合格(※第2回では、1級に合格!)
安西真実さん(タレント)
-魚好きになったきっかけを教えてください。
3歳からダンスをやっていたんですが、21歳のころ病気で1年ほど休まなくてはいけなくなりました。時間に余裕が出来てテレビを見ている時に、イワシは追い掛けられると鱗を一気に剥がして敵に食べさせ、その間に逃げると聞いて、食卓に出ている魚がそんな力があって面白いと驚き、強く興味を持ったんです。その後スーパーでイワシが何種類もあることを知り、自分が食べているイワシの種類を図鑑などで調べ始め、蘊蓄をノートに書きためるようになりました。ノートは30冊ほどにもなります。ダンスへの情熱が、魚への情熱へ注がれていったんです。
-「魚ドル」なったきっかけを教えてください。
以前はグラドルとして仕事をしながら、趣味で釣りをしたり魚について調べたりしていました。事務所の社長に趣味で釣りをしていることを話す機会があり、魚や釣りについて書いたノートを見せたところ、「魚アイドル」として仕事をするようになりました。自分の転機となったのが魚のうんちくです。
-なぜととけんを受けようと思ったのですか。
本屋で釣り雑誌を見ている時に、その下にととけんのガイドブックを見つけて、購入したのがきっかけです。その時は、ガイドブックとしてではなく、表紙に魚の絵があったので「魚の雑誌」として購入しました。
その後検定の存在を知り、私こそ受けなくては!と思いました。魚好きといっても「魚が触れる」とか「ちょっと知っている」程度だろうと思われがちだったので、2級を取れば分かってくれるだろうと思い受検定ました。
-ととけんを受検した感想を教えてください。
釣りの人しか分からない問題、漁師さんしか分からない問題、食べるのが好きな人しか分からない問題など、それぞれが得意な人が、「分かる!」と思いウキウキする問題がきちんと盛り込まれていて楽しかったです。次回は1級もぜひ受けたいです。
-趣味の釣りについて教えてください。
釣りを始めたのは、売ってない多くの魚を見てみたい、図鑑だけではなく生きている本物の魚を見たいという思いからです。実物と図鑑の違いに感動し、全部釣ってみたいという思いから、川・海など問わず釣りに行くようになりました。釣った魚は写真を獲ったり、自分でイラストを描いたりしてノートにまとめています。
-釣りの醍醐味とは。
一般的に釣りは釣った手ごたえや釣った魚を食べることや、餌・ルアーでだまして駆け引きをしている感触などを醍醐味としていますが、私にとっては、色々な魚に実際に会えて、触れて、食べられることが醍醐味です。「食べたい」「釣った手ごたえを感じたい」気持ちから入る人の方が多いが、私は「会いたい」の気持ちから入りました。外道と呼ばれる魚が釣れたときは、「ゲスト」だと思っています。
-安西さんの好きな魚を教えてください。
釣る魚では、ヘチ釣りのクロダイ、ブラクリのアイナメ、五目釣りの深海釣りのバラムツ・アコウなどです。
食べる魚では、今であれば冬ならではのカワハギ、タチウオ、カサゴです。釣り人にとっては身近な魚です。釣り人と流通している身近な魚は全然違うと感じます。
-釣りファンにメッセージをお願いします。
普段色々な魚種を釣っていると思いますが、その魚がどんなものを食べているか・どういう生態・能力であるかは案外知られていないと感じます。ハゼであれば、何ハゼかと気にしてみてほしいです。どんな郷土料理で、どんな小説に出てきてなどの魚にある物語も見てほしいですね。生態、エサは何を食べているか、産卵行動などを知ることは、釣りの勉強にもなると思います。
安西さんがためた魚の情報やイラスト
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